
本日は株式会社翔陽の前川社長にお越し頂きましたので、遺品整理についてのお話をお伺いたいと思います。
記事と動画をご用意しましたので、お好きな方をご覧になってください。
Q:さっそくお伺いしたいのですが、今までにあった特殊な依頼や裏話なんかがあればお聞きしたいです。
A:そうですね、沢山あるんですが。
Q:興味あります。
A:私達は元々、古物商といいまして品物の鑑定や査定、お買取りが出来るところがサービスの強みでありますので士業の先生からのご依頼が多くて、税理士の方とか、弁護士の方、銀行様からのご紹介なんかも多いのですが、そうすると普段なかなか会うことがない資産家の方のちょっと蔵を片付けてごらん。
とゆうこともあります。
お話聞いてみますと、先代の方が集めた品物で自分たちでは価値が分からない。とかどんなものがあるかわからない。20年30年も開けていないような段ボールを一個一個開けながら見させていただくんですが、今年ですと東京都内にある資産家のお宅で出てきた品物の中に有名な方ですと、徳川家の掛け軸とか、額。幕末で凄く有名な勝海舟の書いた書の掛け軸だとか、ちょっとこないだに新札発表で有名になりました渋沢栄一先生の掛け軸なんかも出てきました。
半分ぐらいの品物は記憶にあるんですが、あとの品物はどんなものなのかわからない、とかお値段の相場がわからない...。
Q:歴史的な価値があるものですね!
A:私達もそういったものを1つ1つ見させて頂きながら、1点1点お値段を出します。
品物によっては先代の方の趣味が伺えるものが沢山ありまして、焼き物で備前の焼き物が多かったり、絵も油絵が凄く多かったりすることもあります。
お片付けをしてますと、そういえば確かにお父さん油絵が好きだったなぁ。とか、備前焼が多かったね。とか、思い出すきっかけにもなりますもんね。
割とそういった、おのお片づけになりますとまるまる1日以上かかってしまうんですが、お話し的には楽しいお話させて頂く事は多いです。
Q:そうなんですね!
亡くなられた事は悲しいですけど、そうやって生前のことを思い出して、お話できるのは楽しい気持ちになりますね。
A:思い出話も供養の1つかなと思っています。
Q:ありがとうございます。
では、そろそろお時間となりましたので、終わりたいと思います。
本日はありがとうございました。